キングパルサーが打てる！打ち方・スペックも解説

4号機の名機であり、最近6号機でリメイクされて話題沸騰となった「キングパルサー」。

あの4号機ならではのストック機の爆発力を体感することは難しいと言われていましたが、実は打つ方法があります。

今回は、伝説の4号機「キングパルサー」を解説すると共に、もうホールでは打てない「キングパルサー」をプレイするための方法を解説していきます！

キングパルサーを打てるのはここ

キングパルサーの特徴

それではまず、キングパルサー（通称キンパル）の特徴からおさらいしていきたいと思います。

もしキンパルを打っていたのに忘れてしまったという方は、ストック機によるボーナスの連打や強制ストック飛ばしなど、キンパルの特徴を思い出してみてください！

4号機ストック時代の立役者！ボーナスの爆裂連チャン！

華やかな4号機AT時代が終焉を迎え、次にやってきた時代は、北斗の拳に吉宗、番長を代表するような、「4号機ST時代」でした。

STと聞くと、6号機のカバネリやToLOVEるなどといったST機をイメージしますが、そのSTはパチンコのSTと同じ意味なので、4号機のSTとは異なります。

4号機のSTとは「ボーナスのストック」を意味し、一度成立したボーナスを内部的にストックし、別におこなわれている解除抽選に当選するとボーナスを放出するというシステムとなっています。

せっかくボーナスを当てたのにストックされてしまうため、自分の思うようにボーナスを獲得できないデメリットがあります。

しかし裏を返せば、ボーナスをストックしているので、意図的なボーナス連打が可能となったのです。

北斗の拳はレギュラーを大量にストックしてバトルボーナスを実現させていますし、ビッグを1ゲームで放出することで、吉宗や番長の1G連を実現させていました。

完全確率だとどうしても波が穏やかになりがちだったボーナスを、ストックによって意図的に連チャンさせることに成功したわけです。

このような画期的なシステムを世に広めた機種こそ、「キングパルサー」、通称キンパルと呼ばれた機種だったのです。

キンパルは128ゲームまでを連チャンゾーンと位置付け、ストックしたほとんどのボーナスを128ゲーム以内に放出させていました。

そのため、短いゲーム数でボーナスが波のように押し寄せる展開となり、AT機に変わる連チャン機としてプレイヤーから熱い支持を得ました。

ハマりと連チャンを繰り返す機種だったため、ハマり台を狙うだけで期待値を追える立ち回りが有効で、学生や若いサラリーマンからも高く評価されていました。

カエルが可愛すぎる！今も人気のドットアクション

キンパルの特徴はどうしてもストック機のスペックに目が行きがちですが、ドットカエルによるアクションも忘れてはいけません。

リールの上に配置された長細いドットエリアには、ボーナスの前兆をお知らせするためのカエルアクションが繰り広げられていました。

キンパルには「カエルが5ゲーム連続で出現したらボーナス確定」というルールがあります。

そのため、カエルが3連続したらチャンス、4連続したらアツい、一度途切れても数ゲーム後にデカいカエルが出てきてボーナス告知！などなど、様々な前兆パターンがあってドキドキさせてくれました。

また、カエルのアクションには小役の対応役があり、チェリー対応のカエル転びで途中でハズレ、ハズレ対応の7匹カエルでリプレイなど、矛盾によるボーナス告知も豊富でした。

ボーナスはカエルの機嫌で決まるなどといったオカルトも生まれるほどで、プレイヤー達はドットカエルのアクションに一喜一憂していたのです。

強制ストック飛ばしで客激怒！高設定なのにストックゼロ！？

キンパルは高設定の機械割はAT機と比較するとそこまで高くなく、また簡単に万枚が出る機種でもなかったため、頻繁に高設定投入イベントがおこなわれていました。

当時は大々的にイベントが打てる時代だったため、全台456のイベントも珍しくなかったのですが、とあるイベントで大事件が発生。

全台456のイベントは本当だったのですが、前日にホールがストックを強制的に飛ばしており、朝一はストックゼロになっていたのです。

設定6ならストックがゼロでも、内部ボーナスを引けばほとんど8ゲーム以内に放出するのでまだマシです。

しかし設定4や設定5はストックゼロで内部ボーナスを引くとほぼ128ゲーム以上ハマるので、全然コインが増えません。

運良く2〜3個貯められても大した連チャンもできず、特に設定5は中途半端にストックがあると大ハマリが待っているので、まるで低設定のような挙動になってしまうのです。

当時は設定確認が可能で高設定が確定しているのに勝ちきれない…という地獄のような展開に苦しめられるイベントが多々ありました。

こういうイベントは注意しなければいけないのですが、ストックを飛ばされた設定5で大負けして激怒するプレイヤーは多かったです。

キンパルはストックがあってこそ連チャンが楽しめる機種でしたが、ホールが強制的にストック飛ばしできてしまうところは大きな落とし穴でした。

キングパルサーの打ち方

それでは、キンパルの打ち方について解説します。

キンパルはボーナスで出玉を増やしていくタイプなので、状態は通常時とビッグ中のみとなります。

通常時はハサミ打ちDDTでOK

通常時は、取りこぼす可能性のあるチェリーとオレンジをフォローして打ち進めていく必要があります。

左リールにチェリーの付いているバーか白7を狙って、チェリーをフォローしましょう。

オレンジは左リールにチェリーをフォローできていれば、成立時は右リール適当押しでテンパイします。

最後に中リールにオレンジを狙えば、オレンジの取りこぼしを防げます。

中リールのオレンジはバーを適当に押すと取りこぼしますので、赤7を目安に狙ってください。

ビッグ中はリプレイハズシで獲得枚数アップ

キンパルは4号機なので、ビッグ中はリプレイハズシで獲得枚数のアップが可能です。

まずJAC2回目までは、通常時と同じく左リールにチェリーを狙ってレア役をフォローしながら打ちます。

そして3回目のJACインになったら、中リール赤7狙いでオレンジを狙っていく打ち方に変更します。

中リールにオレンジが止まったらオレンジなので、右リール適当押しで左リールにもオレンジを狙います。

中リールにベルが止まるとベルなので、左リール、右リール適当押しでOKです。

問題は中リールにリプレイが止まった時で、右リール適当押ししてテンパイしたラインでリプレイハズシを打ち分ける必要があります。

まずリプレイが中段にテンパイした場合は、左リールは中段か下段に赤7を狙います。

2コマの余裕しかないので、慎重に押しましょう。

リプレイが左上がりにテンパイした場合は、左リール枠内にチェリー付きの白7を狙います。

こちらは3コマの余裕がありますが、左リールにはチェリーの付いてない白7もあるので間違えないようにしましょう。

中リール、右リール押して何もテンパイしなかった場合は、チェリーかハズレなので左リールにチェリーをフォローします。

このリプレイハズシにより、約30枚のプラス効果が見込めます。

オレンジは12枚役なので、取りこぼさないように気をつけましょう。

キングパルサーのスペック解析と機械割

それでは、キンパルのスペック解析と機械割について解説していきます。

キンパルはストック機であり、連チャンするかどうかはボーナスのストック数によるのでボーナス確率はあまり関係ありません。

しかし機械割は設定狙いをするうえで重要になるので、しっかりおさえておきましょう。

キングパルサーの大当り確率と機械割

キンパルの大当り確率や機械割は以下となっています。

設定	BIG	REG	機械割
設定1	1/297	1/606	98.5%
設定2	1/297	1/606	98.5%
設定3	1/282	1/512	102.8%
設定4	1/268	1/442	106.4%
設定5	1/256	1/390	110.9%
設定6	1/240	1/364	116.8%

着目すべきはビッグとレギュラーの比率で、なんと比率は設定1で2:1、設定6でも3:2と相当なビッグ偏向型であることがわかります。

キンパルのストック連チャンはレギュラーでもメダルは増える仕様ですが、ビッグ連打だとあっという間に3000枚、4000枚出てくれるスペックなので、ビッグ偏向は嬉しいですね。

また、なぜか設定1と設定2はボーナス確率が同じで機械割も全く同じとなっていますが、これは全く同じではありません。

実はストックしたボーナスの放出ゲームや連チャン性能に違いがあり、設定1の方が荒い出方をします。

キングパルサーの天井

キンパルの天井は1280ゲームとなっており、恩恵はビッグ、レギュラーいずれかのボーナス放出です。

キンパルには天国モードはないので、特別な恩恵があるわけではありませんが、ハマり中もボーナスをストックしているため大連チャンの可能性があります。

全てのボーナスを放出するつもりで、思いっきりストックを放出しましょう！

キングパルサーのヤメ時

キングパルサーのヤメ時は、基本的に連チャンゾーンが終了する128ゲームです。

設定6や設定4の設定狙いをしているのであれば、ほぼ512ゲームまでにボーナスを放出するため512ゲームまで打っても良いでしょう。

キングパルサーの設定推測

それでは続いて、キンパルの設定推測について解説します。

キンパルは低設定でもストックがあれば連チャンしますし、高設定でもストックがなければ連チャンしないため、正直設定推測の難易度は高めです。

しかし設定推測の糸口はありますので、ヒントを元に設定を絞っていきましょう。

512ゲームまでの解除率に設定差がある

これはストックあり時限定ですが、ゲーム数の振分けテーブルに設定差があります。

テーブルはとても細かく刻まれていますので、少しまとめたものを以下に示します。

設定	129G〜512G	513G〜1280G
設定1	13.3%	14.4%
設定2	25.4％	1.2%
設定3	13.3%	14.1%
設定4	25.4%	1.2%
設定5	9.8%	9.8%
設定6	9.4%	1.9%

特に注意したいのは129〜512ゲームと512ゲーム以降で、ここを超えるかどうかで設定の奇遇をある程度見極めることができます。

奇数設定は10〜15％で512ゲーム超えてしまいますが、偶数設定は512ゲームまでの振分けがほとんどなのでほぼ超えません。

ただし、これはあくまでストックあり時の話であり、以下のようにストックがない場合は偶数設定でも512ゲームを超えてしまいます。

ストックがなくなるケースとしては、前日や前々日に設定6が使われていたり、ゲーム数は少ないのにやたら連チャンしていたりすると起こりえます。

振分けテーブルはもちろん、ストックの有り無しも見極めるようにしましょう。

128ゲームまでの連チャン率も注目

低設定でもストックがあれば連チャンするのがキンパルの強みですが、それでも連チャン率には設定差があります。

キンパルには天国モードは存在しませんので、純粋に128ゲームまでのテーブルが選ばれた際に連チャンとなります。

128ゲームまでの解除テーブルが選ばれる割合は以下です。

設定	1G〜128G
設定1	72.3％
設定2	72.3%
設定3	72.7%
設定4	72.3%
設定5	78.5%
設定6	88.8%

このように、設定5と設定6においては連チャン率が上がっていくので、サンプルを採っていけば設定推測に役立ちます。

ただし、これはストック有り時の話で、ストックがない場合の128ゲーム以内の放出は以下のように連チャン率が下がります。

しかし、ゲーム数の内訳を見てみると、

設定	1G〜8G	9G〜127G	128G
設定1	0.4％	3.5%	54.7%
設定2	0.4%	3.5%	59.8%
設定3	0.4%	3.5%	55.1%
設定4	0.4%	3.5%	59.8%
設定5	0.4%	3.5%	74.6%
設定6	71.5%	3.5%	13.7%

設定1〜5はほぼ128ゲームになっているのに対し、設定6のみほとんど8ゲームまでの放出となっています。

ストック無し時の挙動は設定6狙い時は重要になるので、しっかりとおさえておきましょう。

ビッグ中のハズレ確率に設定差あり

キンパルには、振分けテーブル以外に、ビッグ中のハズレにも設定差があります。

設定	ビッグ中ハズレ
設定1	9.7％
設定2	9.7%
設定3	9.7%
設定4	9.7%
設定5	13.8%
設定6	23.9%

設定5と設定6だけハズレが出にくい特徴があり、特に設定6は設定1〜4と比べると2倍以上の差があります。

高設定奪取には欠かせない設定推測要素となりますが、サンプルが採りにくいのでビッグ5回程度消化してから判断しましょう。

キングパルサーで勝つ方法

それでは続いて、キンパルで勝つ方法を解説していきます。

キンパルは当時から「とても勝ちやすい」と言われていましたが、それは立ち回り方法が確立されていたからです。

闇雲に打てば爆死するスペックなので、勝ち方をマスターしましょう。

基本はハマり台の天井狙いで勝つ

キンパルで最も硬い立ち回りは「天井狙い」です。

設定2をメインで使うホールなら512ゲームまで打つ立ち回りでも良いですが、ほとんどのホールは設定1がメインとなります。

設定1はよく512ゲームを超えて、天井である1280ゲームまでハマることもザラです。

しかし、消化するうちに内部ボーナスをストックするので、初当りさえ引ければ連チャンさせて投資を捲ることができます。

ハマればハマるほど天井期待値は上昇するので、できるだけハマっている台を選ぶようにしましょう。

128ゲームまでの連チャン狙い

キンパルの連チャンゾーンは、128ゲームまでとなっています。

しかし、ボーナスのほとんどは1〜64ゲームに集中しており、後半の65〜128ゲームは10%程度しか振分けがありません。

そのため、64ゲームで諦めてヤメてしまう人も少なくありません。

しかし、1〜64ゲームにボーナスが集中するのは「ストック有り」での話であり、設定6ならストック無し時はほぼ8ゲームで放出するので65〜128ゲームにもチャンスが残されています。

128ゲームまでと決めていれば、もし連チャンできなくても低リスクなので攻めやすいです。

チャンスを見逃さず攻めるのが、キンパルで勝つために重要な要素です。

連続カエルアクションを見極める

「カエルが5ゲーム連続で出たらボーナス確定」というのはキンパルの基本ルールです。

しかし、キンパルを打ったことがある方なら共感して頂けると思いますが、言うほど5ゲーム連続でカエルは出てこないです。

理由は大きく2つあり、1つ目は前兆シナリオが16ゲームほどあり、3連続や4連続でも期待できるシナリオがあるからです。

3連続や4連続でスカったと見せかけて、数ゲーム後に告知が来るのは前兆シナリオが理由だと言えます。

そしてもう一つは、カエルが連続している間にリプレイや小役を引くと、カエルの出現率が下がる傾向があるからです。

もし歯抜けのゲームで小役が揃ったら、小役のゲームはカエルが出たゲームだとカウントしても良いぐらいカエルが出ません。

これは6号機スマスロのキンパルでも搭載されている仕様で、スマスロではカエル連続の次ゲームでカエルが出ずに小役が揃った場合、ボタンを押すとカエルが出てくることがあります。

つまり、キンパルを作ったメーカー山佐が、間接的に4号機キンパルに「カエルは出てないけどカエル連続中の小役時に限り、カエルが出たと見なす仕様があった」ことを認めたと言えます。

連続カエルアクションは色々な法則性があって楽しい一方、前兆を見落としてしまうとボーナスを捨てることになるので、見極めが重要です。

バウンドストップを見極める

キンパルに搭載されている小役ナビ演出で、特にアツいとされているのが「バウンドストップ」です。

バウンドストップとは、リールを止めた際にリールがブルっとバウンドして止まるアクションのことで、キンパルを代表する演出の1つです。

バウンドストップはどこかのリールで1回だけ発生するという法則があり、どのタイミングで発生したかによって対応する小役が異なります。

• 第1停止で発生：リプレイ、ベル、オレンジ
• 第2停止で発生：ベル、オレンジ
• 第3停止で発生：オレンジ

もし対応役が揃わなかった場合はボーナス確定となりますが、期待度が高いのであまりハズれるイメージはありません。

しかし、バウンドストップはカエルアクションと比べると気付きにくく、うっかりオレンジを取りこぼす恐れもあります。

また、バウンドストップはカエルアクションと同じ扱いになるとも言われており、色んな意味で見逃せない演出となっているのです。

そこまで出現率の高い演出ではありませんが、キンパルは無演出でもオレンジが揃うことがあるくらい、小役ナビの頻度が少ない機種です。

バウンドストップは貴重な小役ナビ演出なので、見逃さないようにしましょう。

キングパルサーが打てる！打ち方・スペック解説まとめ

今回は、「キングパルサー」の打ち方やスペックについて解説しました。

• オンパチなら今でも伝説の4号機「キングパルサー」が打てる！
• キンパルのボーナスストック高継続連チャンで、低設定でも一撃連チャンに期待！
• 勝つためにはボーナステーブルの見切りとビッグ中のハズレ確率が重要で、サンプルを採ることが勝利の近道！
• ドットカエルのアクション演出を見逃さず、前兆アクションを見逃さないようにすると勝率はアップする！

6号機やスマスロに物足りなさを感じている方や、伝説の名機をもう一度打ちたい！と思っている方は是非オンラインパチスロを試してみてください！